観光立国として急成長するベトナム・マカオ

12月の半ばに、商談もかねて、一週間ベトナム、香港、マカオへ出向きました。

ベトナムは、今回がはじめて。
みなさんもご存じのようにアジアのなかで経済成長著しい国のひとつ。

現地ガイドの話を聞いてあらためて知りましたが、お米の輸出世界一、錫の生産量世界一と農産物から鉄鋼等資源まで、世界でもトップレベルの豊富な国です。

現地ガイドいわく、「人間も優秀、もし、戦争がなかったら日本よりも成長していたに違いない」と。

逆説的にいうと、資源が豊富だったから、侵略に晒されてきたということ。
日本は、資源がない島国だったからこそ「黄金の国ジパング」になれた。皮肉な歴史ですね。

それよりも、ベトナムで印象に残ったのは、世界遺産ハロン湾へ行った時です。
平日にもかかわらず、ディナークルーズの船着場が世界中からの観光客で大混雑。
特に欧米人(フランス人とアメリカ人)が半数、あとは中国人、韓国人。少しの日本人です。
ガイドの説明では、クルーズ船は全部で400隻、世界遺産に認定されてから毎年、50隻以上づつ増えてきているとのこと。
それでも不足気味、6月から9月は宿泊も船の予約も取れない状況が続いているそうです。

ハロン湾は、首都ハノイから車(それ以外の移動手段はありません)で、3時間。
決して交通が便利なところではありません。
改めて世界遺産に認定されることのすごさを肌で感じました。

これだけの観光地でありながら、ホテルやレストラン等観光施設がほとんどないと言っていい状況。
英語の普及もまだまだ。
特に驚いたのは、ベトナムには挨拶のことばがないのです
「EXCUSE ME」(すみません)ということばがありません。
ホテルの朝、フロントでも「おはようございます」がありません。
いろんな意味で、教育・観光インフラがまだまだであることは確かです。
このことは、ベトナム全土でも言えそうですが、3〜5年後にはますますの経済成長とあわせて、観光立国として大変貌を遂げることは間違いありません。

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このベトナム以上に驚いたのが、マカオの変わりようです。
海外旅行が自由化された中国人が大量に訪ずれるようになっています。
こちらはその数が多すぎて、欧米人やその他アジア人の影が薄くなっています。
ご存じのようにラスベガスの有名なカジノは殆どマカオに進出してきています。
わたしが訪れた日もMGMのグランドオープンでした。

ただ、こちらもベトナムと同様、観光客の増加に対して観光インフラが追い付いていません。香港からマカオへのフェリーも深夜以外、最低二時間待ちの状態。
フェリーターミナルには、レストランも喫茶店も休憩所(イス)もありません。
カジノの従業員も、マカオ人を最優先した採用を義務付けされ、まだまだサービス面では十分といえず、ホテルの設備等のハード面が先行している状況です。

ただし、現地マカオの資本家は、今後の成長を見据え、対岸の中国珠海の土地をすでにかなり抑えているようです。
ラスベガス同様、数年のうちにアミューズメント施設も当然充実してくるはずで、ますます観光立国として大発展することは間違いありません。
マカオ航空が、すでに関空からの直行便をだしており、来年には名古屋、九州から便を飛ばす予定。
これからは、マカオへ行って、香港に寄るといった旅行者が増えそうです。

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それに伴って、日本食レストランも今後はマカオで増えそうで、すでに日本の外食チェーンも進出しつつあります。
ただし、日本食レストランの香港・中国事情は以前とは違ってきているようです。
一世を風靡した日本食レストランがここにきて、一気に失速しています。
特に、飽きのはやい香港では顕著。

ただ、「吉野家」や「味千ラーメン」はいまでも業績は順調のようで、特に「味千ラーメン」は、「板前寿司」といった回転寿司でも業績を伸ばしています。
失速している日本食レストランとの違いは、やはり現地人の特性をいかに理解し、アレンジしているかといった柔軟性がポイントのようです。
日本にあるものをそのまま持っていけば良いといった時代は終わっています。

いずれにしても、経済成長するところに、娯楽が発展し、観光が発展する過程を体験できる旅になりました。

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コメント
寺田さんのベトナム紀行拝見しました。中でもマカオには行ったことがないだけに興味津々です。
インドやドバイにも日本企業が進出していると言います。3年程で中東からアジアにかけての食文化も随分変化を遂げるのではないでしょうか。また面白い紀行文を期待しています。
また、すんドゥブにも行こうと思っています。
by: ono taka * 2007/12/26 18:29 * URL [ 編集] | page top↑

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